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Saturday, March 30, 2024

猫救うシェルター、CFで支援を 保護、不妊手術、譲渡会の拠点に 佐賀市のボランティア | まちの話題 | 佐賀新聞ニュース - 佐賀新聞

猫を保護する手作りのシェルターの様子(ハッピーボイス提供)

 佐賀県内を中心に野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をして元の場所へ返す活動(TNR)をしている動物愛護ボランティア「ハッピーボイス」(佐賀市)は、猫を保護するシェルターを新築するため、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。当初目標の1千万円が集まり、第2目標の2千万円を目指している。手術や譲渡会ができるスペースも設け、猫と人が幸せに生きられる社会を目指す拠点にする。CFは4月26日まで。

 ハッピーボイスは2011年に発足。ボランティアでTNR活動に取り組み、近年社会問題化している「多頭飼育崩壊」現場の問題解決に向けた活動も行っている。専門の獣医師を招くなどして進める不妊・去勢手術は、年千匹に上るという。

 しかし、常時100匹以上の猫を保護しているシェルターは手作りで、築16年が過ぎて老朽化が進む。手術や譲渡会のたびに会場を借りて猫を移動させる負担も大きく、保護と手術、譲渡会を1カ所でできる新たな施設を設けることにした。

 シェルターは佐賀市内に土地を造成ずみで、建物の費用をCFで支援してもらう。当初の目標額は達成したが、建築資材高騰のため計画を抑えていた部分もあったため、今後集まった支援額に応じて、ドアや窓を増やしたり空調を設けたりするなど、保護された猫が暮らしやすい環境を整える。7月に着工し、11月末の完成を目指す。

 CFは、サイト「レディーフォー」で募集し、1口3千円から申し込みができる。ハッピーボイスの甲斐めぐみ代表は「野良猫がいない未来を目指して活動している。保護や手術、譲渡という三つの機能を持つ新シェルターのため、協力をお願いしたい」と呼びかけている。問い合わせはスタッフの織口さん、電話090(9580)1592。(北島郁男)

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