【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州委員会は16日、交流サイト(SNS)のフェイスブックとインスタグラムを運営する米IT大手メタに対し、未成年者をインターネット依存などから保護する対策について調査を始めると発表した。
調査は、巨大IT企業に違法コンテンツの排除などを義務付ける「デジタルサービス法(DSA)」に基づく。欧州委は、メタが未成年者によるネット利用の悪影響を軽減する適切な対策を取っていないと懸念。利用者の年齢確認の手法が妥当かどうかも調べる。
欧州委はメタに対し、十分な偽情報対策を講じていない疑いでも調査している。DSAに違反した企業は巨額の制裁金を科される。
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