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Sunday, May 10, 2020

クルマのボディ汚れを掃除するのに「水拭き」がNGなワケ(WEB CARTOP) - Yahoo!ニュース

クルマの塗装は簡単にキズが付く

 洗車好きの方には信じられないかもしれないが、濡れたタオルで汚れたクルマのボディを拭いている人をたまにだが見かけることがある。もちろん本人はきれいにしているつもりだろうが、実際は逆効果でキズを付けていたりする。

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 そもそも塗装というのはなにかというと、樹脂。いわゆるプラスチックの仲間である。それだけに硬いように見えてそれほどは硬くないのが実際で、じつは簡単にキズが付きやすかったりする。究極を言うと、きれいなタオルや布で表面を触っただけでも微細なキズは付いてしまう。

 さらに言ってしまえば、濡れた柔らかいタオルで拭いてもキズは付く。実際に使われているクルマのボディ上には、ホコリやゴミが付着していて、それらを引きずってしまうのもキズを付ける原因のひとつにはなる。それを気にしていたらクルマには乗れやしないが、できるだけキズが付くことを防止することはできる。まず水だけで洗わないのは大前提だ。カーシャンプーを使って、泡をたっぷり作ってそれで洗う。泡は汚れを浮かせて取り除いてくれるだけでなく、塗装を保護する効果もある。

最後の拭き上げも力を入れて擦るのはNG

 シャンプーがないときも濡らしたタオルや布で拭くのではなく、ホースで水をかけながら洗うようにする。流水が利用できない場合は、水を含ませただけで、絞らずにザッと洗って汚れを落としてから、絞ったもので水分を除去してやると、水が大量にない環境でも可能な限り、キズを防止できる。

 そして水分を最後に拭き上げるときもゴシゴシとはやらない。どんなに気を遣っても、ゴシゴシするのは多かれ少なかれキズが付く。では、どうすればいいかというと、タオルなどを広げてボディの上に広げて乗せ、端を引っ張ってやる。これなら水分を除去しつつ、力は掛かっていないので最大限にキズを防止できる。

 ここまで読んで、コーティングをかけてあるから大丈夫と思うかもしれないが、塗装自体にキズが付かなくも、コーティングの被膜にキズが付くので、やはり気は遣いたい。ちなみに最近主流のガラス系はしっかりとしたものであれば、塗装よりも硬いのでキズに対しては強いとは言える。ただ、コーティングへのキズは、塗装を守ったことにもなるし、磨いてキズ付いた被膜を取り除いてやればいいので、コーティングをかける意味はあるし、可能ならかけておいたほうがいいだろう。

 また、自己修復作用のあるスクラッチシールド(日産)やセルフストアリングコート(トヨタ)という効果がある塗装が一部車種に純正採用されているので、それを選べばキズ防止への配慮を減らすことができる。

近藤暁史

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