【シドニー】モバイル決済サービスの米スクエアはオーストラリアの決済サービス会社アフターペイを約290億米ドル（約3兆1800億円）で買収することで合意した。買収は全額株式交換で行われる。
スクエアはアフターペイをセラー部門とキャッシュアップ部門に統合する計画で、これにより、より多くの小売業者が会計時に後払いサービスを提供できるようになると述べた。
スクエアのジャック・ドーシー最高経営責任者（CEO）は「スクエアとアフターペイは目的を共有している」とし、「当社は金融システムをより公正で、アクセスしやすく、包括的なものにするビジネスを構築し、アフターペイはこれらの原則に沿った信頼できるブランドを構築した」と語った。
アフターペイによると、1株当たりの買収額は約126.21豪ドルで、同社株の7月30日終値を31％上回る。...
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