ファイルを共有できるソフトやサービスはたくさんありますが、不適切なファイルの取り締まりが始まったGoogleドライブなど、エンドツーエンド暗号化されていないサービスはプラットフォーム側の規制やファイルの外部への流出が懸念点。2GBまでは無料で使えるファイル共有サービスの「Slik Safe」を使うと、ファイルを50以上に細分化して六大陸にまたがる1万以上のノードのネットワークに分散して保管することが可能でファイルの共有も簡単とのことなので、実際に使って試してみました。
Slik Safe | Private, Decentralized, File Backups
https://www.sliksafe.com/
上記のURLにアクセスするとこんな感じ。赤枠で囲われた「Download」をクリック。
次に「Download for macOS」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、赤枠の部分をクリックします。
ディスクイメージファイルが展開されるので、「Slik Safe」を開きます。
Googleアカウントを使った登録方法とメールアドレスを使った登録方法を選択可能。今回はGoogleアカウントでログインしていくので、「Continue with Google」をクリックします。
Googleアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」をクリック。
パスワードを入力して「次へ」をクリック。
赤枠で囲われた文字列は、別のPCやブラウザでログインする際に必要となるので、コピーしたりメモしたりして保管しておく必要があります。
準備できたら、赤枠で囲われたチェックボックスにチェックを入れて「Done」をクリックします。
「Let's go」をクリック。
これが、「Slik Safe」のトップ画面です。使うには、まず右上の「Create Folder」をクリックして新しいフォルダを作ります。
フォルダ名を入力して「Create」をクリックすれば、フォルダ作成は完了。
次に、共有したいファイルをアップロードします。アップロードするには、「Add Files」をクリックして、ファイルを選択すればOK。
続いて、ファイルを共有するために赤枠の部分をクリック。
あとは、相手の名前とメールアドレスを入力して「share」をクリックすれば共有する側の操作は完了です。
ここからは、共有される側の操作です。「Invites」をクリックすると招待が届いているので、「ACCEPT」をクリックします。
すると、共有されたフォルダが表示されるので、クリックしてフォルダを開いてみます。
共有されたファイルにアクセスできるようになりました。クリックすると……
ファイルを閲覧できるほか、「Download」でファイルをローカルに保存することもできます。
Slik SafeはmacOS版とPCやスマートフォンのブラウザで使えるウェブアプリ版があるほか、2022年1月にはWindows版もリリースされる予定とのこと。2GBまで使える無料プラン以外に、500GBまで使える月額4.99ドル(約570円)のプラン、1TBまで使える月額9.99ドル(約1140円)のプラン、3TBまで使える月額29.99ドル(約3430円)のプランも用意されています。
ウェブアプリ版の操作方法や使用感はmacOS版とほとんど同じですが、ウェブアプリ版では自分のファイルを共有しようとすると以下のような画面に遷移してしまって共有ができないことがありました。Slik Safeはまだローンチされたばかりの新しいサービスなので、今後の修正に期待したいところです。
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