【ワシントン=田中宏幸】米国のイエレン財務長官は21日、米銀行協会のイベントで講演し、米シリコンバレー銀行など2行の経営破綻で実施した預金を全額保護する異例の対応について、他行でも預金流出が起きれば同様の措置をとる可能性に言及した。金融不安の広がりに歯止めをかける狙いがあるとみられる。
イエレン氏は、2行への預金保護は「広範な米国の銀行システムを守るために必要だった」と説明。そのうえで、「より小規模な金融機関が預金流出に見舞われ、他行に波及する危険性があれば、同様の措置が正当化される可能性がある」と述べた。
米国は、銀行破綻時の預金保護は原則、1人25万ドル(約3300万円)を上限としている。
からの記事と詳細 ( 他行でも預金流出なら全額保護…イエレン米財務長官、歯止めへ ... - 読売新聞オンライン )
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