中東を歴訪中のブリンケン米国務長官が9日、イスラエルでネタニヤフ首相らと会談し、パレスチナ自治区ガザ地区での民間人の保護や人道支援の拡大などについて議論しました。米国は地域の紛争拡大防止に向けた道筋も探りたい考えです。
ガザでは南部を中心にイスラエル軍による攻撃が続き、犠牲者の増加に歯止めがかかりません。ガザの保健省によると、7～8日の24時間で女性や子どもを含む249人が死亡し、510人が負傷。9日午前時点の死者は2万3210人に達しました。
一方、イスラエル北境では、同国とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの対立が激化しており、戦火の拡大を防げるのか、予断を許さない状況です。
【動画】ソーシャルメディアで「ガザの勝利を」→逮捕 イスラエルが狭める表現の自由 =藤原伸雄撮影
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■■■2024年1月10日（日本時間）■■■
00:20（テルアビブ9日17:20）
ブリンケン氏がネタニヤフ氏と会談
ブリンケン米国務長官は9日、イスラエルのテルアビブでネタニヤフ首相と会談した。ミラー米報道官によると、会談でブリンケン氏は「パレスチナ自治区ガザで、これ以上の民間人の被害を避け、インフラを保護することの重要性を強調した」という。AFP通信が報じた。
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