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Thursday, March 28, 2024

大学キャンパス内に動物保護する施設「あいにきた」誕生 切り離して被災地に移動可能は世界初 江別市 - HTB北海道ニュース

行き場のないイヌやネコを保護する北海道の施設が江別市に来週誕生します。災害現場でも活用できるというその施設の中身とは?

喜多和也記者)
「中は木目になっていてあたたかさを感じます。ほんのり木の香りもしますね」。

まるでログハウスのような内装ですが、実は動物を保護する施設なんです。江別市にある酪農学園大学のキャンパス内に誕生する、北海道立動物愛護センター。愛称は「あいにきた」。来月1日の開設を前に27日、開所式が開かれました。

鈴木直道知事)
「人と動物が安心して暮らせる北海道、社会を目指して動物たちを大切に守り育てるこの動物愛護この普及啓発、その拠点を開設することができた」。

「あいにきた」はイヌとネコ合わせて最大30匹を受け入れることができます。道の保護施設はここ江別市と十勝の音更町にありますが、来年3月までに道南と道東にも開設予定で4カ所合わせて最大120匹まで受け入れ可能となります。

鈴木直道知事)
「ドッグランがあるんですか。へー」。

北海道環境生活部動物愛護管理センター・小笠原重喜所長)
「出られるようになっていて、いま砂を敷いているが、人工芝を敷いたり」。

鈴木直道知事)
「狭いところにいるからここで少し運動できるんですね」。

喜多和也記者)
「すごくしっかりとした建物なんですが、トレーラーハウスになっていて移動させることができます」。

この保護施設は全国初の移動型。「ムービングハウス」という移動式の木造住宅で、災害が起きたときには一部を切り離して被災地に運び、被災したイヌやネコが暮らす施設になるんです。

酪農学園大生)
「動物の保護について知ってくれる機会にもなると思うので、すごいうれしい」。

酪農学園大学に設置される「あいにきた」。獣医師や動物看護師を目指す大学生の研修場所としても活用される予定です。

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